WOMEN IN THE 21ST CENTURY(21世紀の女性会議)

 平成18年10月17日〜19日の3日間、The Interchurch Center において『WOMEN IN THE 21ST CENTURY(21世紀における女性の役割)』が開催された。この会議は、21世紀において女性宗教者達がどのように自分の役割を発揮し、世界と関わっていくかを主題としている。

 Enabling inter religious understandingのルシンダ・モシュアー女史からの依頼により、新渡戸オフィサーがスピーカーとして、またパフォーマーとして出席した。18日のオープニングセレモニーでは、自身のオリジナルソング「伝承記」を日本語で披露、翌19日には10分間のスピーチを行った。

 終了後は、女性の神職はめずらしいのか質問が相継ぎ、会場はおおいに盛り上がった。「女性の自立」という欧米的な考え方が多い中で、日本的な考え方の大きな核である“伝承”に対し、「誰からそのような考え方を教えられたのか?」と参加者から質問があり、新渡戸オフィサーは「母や先祖から教え継がれた考え方を基にしている。母親が教えてくれようとしたことが、自分自身の成長に伴いだんだんと自然に理解できるようになった。女性ならではの役割とは、成長を待つ姿勢と包み込む心ではないだろうか」と答えたが、この新渡戸オフィサーの姿には会場から拍手が沸き起こっていた。


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