第13回 日本語による神道文化入門講座 

「神道の心」


講師:新渡戸涼恵氏

   
 平成18年12月22日(金)午後6時30分より、ISF NYセンターで、第13回日本語による神道入門講座が開催された。新渡戸オフィサーが担当する最後の講座となる今回は、「神道の心」と題して、神社での正式な参拝の仕方や玉串奉奠、拝礼の作法をはじめ、左上位の思想の理由、三種の神器の意味など、神道の基本を解説した。
 また敬神生活の綱領や、神道の根源にある“清明正直”の精神、本居宣長作の食前食後の和歌などに顕れる万物への感謝と、清らかな心を保つ日々の心掛けについて、自身の経験を基に解説した。
 当日はあいにくの雨天にもかかわらず、27名が参加した。参加者からは「今回の講座はただ知識を得るだけではなく、会場が神道の雰囲気に包まれていた、そこに価値がある」「この講座でたくさんのことを教わり気づかせてもらった。心から感謝する」「ここで得たことは自分の中にしっかり根をはやし、葉を育み、実を結ぶ肥やしとなる」といった声が寄せられた。また、新渡戸オフィサーの最終回とあって、不参加の方々からも手紙やメールで、一年間の活動をねぎらう言葉が相次いだ。



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