ISF NYセンターは4月26日(水)、27日(木)の両日、アメリカ合衆国の首都・ワシントンDCにあるジョージタウン大学で開催された「Prayer for Peace2006〜国際平和の祈り〜」に参加した。今年は開催20周年という記念すべき節目で、初めてヨーロッパ国内ではなく米国で開かれる運びとなった。
世界中からさまざまな宗教の代表者が集い、世界平和実現のために意見を交換し祈りを捧げる「宗教と文化・対話の勇気」をテーマとするこの催しには100人を超える宗教者および各国政府関係者が参加しており、神道を代表して神社本庁から田中恆清副総長が参加した。
26日、神社本庁・田中副総長は宗教と文化の関係性をテーマにしたパネルディスカッションにスピーカーとして出席し、神道と文化が融合して生活に生きづいている日本の特徴がバランスよく浮き彫りにされ、神道に対する新鮮な印象を与え、好評を博していた。
その後、各宗教者による祈りの儀式では神道遥拝式が執り行われ、新渡戸オフィサーは副斎主を奉仕した。参加者からは、初めて経験する神道儀礼に多くの質問が寄せられていた。
引き続き、新渡戸オフィサーはメインイベントである平和の行進に参列し、各世界宗教者代表と肩を並べ、対話をしながら、特設会場まで歩いた。
ファイナルセレモニーでは、各宗教代表者がそれぞれに、蝋燭に火を灯し、世界の平和を祈った。
世界各国の宗教者代表との対話を肌で感じ、非常に貴重な経験となった。
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