神道国際学会会報:神道フォーラム掲載 |
神道展示館訪問 : 明治神宮宝物殿・宝物展示室 |
御祭神の御心と明治のこころに思い馳せ 近代国家建設に邁進した時代 近代国家の建設にあたり常に国民の先頭に立たれた明治天皇。仁慈の心で慈善事業に手を差し伸べられた昭憲皇太后。明治神宮は、その両御神霊を祀りたいとの国民の熱誠により、大正九年に創建された。今も多くの崇敬者が両御祭神の御聖徳を仰ぐ。同時に、都心の喧騒を忘れる広大な神域の鎮守の森は、人々の心に安らぎを恵み続けている。 今秋の特別展は「近代日本画の系譜―〈歴史画〉の継承者」 宝物展示室で 宝物展示室では毎春秋に特別展を開いている。今年は神宮外苑の奉献80年に当たることから、外苑の聖徳記念絵画館を飾る壁画(御祭神の御事蹟と同時代の歴史事象を描いた80点)に因んだ特別展を催している。同壁画は近代絵画を代表する画家76人が手がけたもので、時代考証も綿密な名作揃い。春は「洋画」を主題とした開催だった。 ▼東京都渋谷区代々木神園町1-1(明治神宮境内) ▼電話03(3379)5875〈宝物展示室〉 ▼午前9時から午後4時半(11月から3月は午後4時閉館、入館はそれぞれ閉館30分前まで) ▼宝物殿・宝物展示室の共通券。一般500円、大学・高校生200円、中学生以下無料 ※宝物殿の開館は土・日・祝日のみ(ただし新年や春・秋季大祭期間、明治天皇祭、昭憲皇太后祭は開館) |
Copyright(C) 2005 ISF all rights reserved 当ウェブサイト内の文章および画像の無断使用・転載を禁止します。 |