神道国際学会会報:神道フォーラム掲載
神道セミナー開催のお知らせ / IAHR協賛

IAHRのパネルでも発表  今までの国際的・学際的な成果をもとに

 神道国際学会では毎年、初春に会員総会と神道セミナーを開いているが、今年は三月二十七日(日曜日)に開催する。場所は國學院大学百二十周年記念1105教室(地図参照)。
 今年の第九回神道セミナーのテーマは、「神道史研究の再考―時代区分の見直しと国際的・学際的アプローチ」で、外国からの著名な神道研究者には、外国からの視点で、神道史研究の時代区分についての意見を述べてもらい、日本側からは、神道国際学会が十年間で培ってきた国際的・学際的な見地から問題点を提起していただく。
各講師とタイトルは次のとおり。

▽アラン・グラパール教授「神道史研究の時代区分の問題点=古代」
▽マーク・テーウェン教授「中世後期における神道の発明」
▽ジョン・ブリーン博士「神道史研究の時代区分=近現代を考える」
▽米山俊直教授「神道史研究のグローバル化に向かって」
▽薗田稔教授「神道史の学際的研究に向けて」

  このセミナーは、今年三月に東京で開催される「国際宗教学宗教史会議第十九回世界大会(IAHR TOKYO)」において、神道国際学会が発表するパネル「神道史研究――(1)時代区分の再考、(2)新しい国際的・学際的方法論の提議」の内容を、前記の教授陣がより展開させて発表するのに加え、阿部龍一コロンビア大学教授と三宅善信金光教春日丘教会長がディスカッサントとして、鋭いつっこみをする。


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