神道国際学会会報:神道フォーラム掲載 |
社叢学会の「愛・地球博」出展に協賛 |
社寺林の価値を見るシンポに対し 「自然の叡智」をテーマに国際博覧会「愛知万博愛・地球博=vが三月二十五日、愛知県長久手町および瀬戸市を会場に開幕する。神道国際学会は、出展参加するNPO法人社叢学会の参加内容の一部に対し協賛・助成する。 「森に生きる日本文化」をテーマに参加する社叢学会は、会場内に約二千平方bの「千年の森」を再現。また中央広場の緑化壁に据えられた二本の塔の頂上にそれぞれ、二十平方メートルの「天空鎮守の森」をつくった。 さらに映像展示でも「籠もりく大和の風土」「日本は祭の風土」「神の木・神の森」など、祭と森と日本文化の関わりを紹介するハイビジョン作品を上映する。とくに六月三日、神宮式年遷宮に向けた諸祭事の皮切り「御杣始祭(みそまはじめさい)」当日には、御用材の伐り出し神事の模様を伊勢神宮やNHKとの協力で木曽の現場から実況中継する。 神道国際学会が協賛するのは、六月四日開催の「国際シンポジウム」。鎮守の森(社叢)に象徴的な、水と生命の根源としての社寺林の価値について、都市空間における意義も含めて討議する。国際、学際を超えて多彩な分野の研究者が会して議論を繰り広げる。 |
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