神道国際学会会報:神道フォーラム掲載 |
理事短信 |
二理事が准教授に就任 岩澤知子理事はこの4月、麗澤大学外国語学部の准教授に昇任した。大学院言語教育研究科でも比較文明論などで院生の指導にあたる。 新著で武士道精神に迫る アレキサンダー・ベネット理事の新著『武士の精神とその歩み』が4月、京都の思文閣出版から出版された。クリフォード・ギアツの宗教定義を基準枠として活用しつつ、武士文化に行きわたる道徳的な習慣と独特な気風に対して新しい発想を見出す意欲作だ。
王勇理事らが編者となった『海を渡る天台文化』がこのほど、東京・勉誠出版から出版された。昨年、中国の浙江省にある天台山国清寺で開かれたシンポジウム「海を渡る天台文化」(浙江工商大学日本文化研究所〈王勇所長〉、早稲田大学日本宗教文化研究所〈吉原浩人所長〉の共催)で披露された発表を取捨選択し、加筆のうえまとめたもの。天台仏教の思想や教学は当然ながら、それが典籍、文学などに与えた影響も含めて「天台文化」とし、日中におけるその受容と展開を多角的、総合的に解明した学術的成果を盛り込む。両国の研究者による16本の論文を掲載。編者は、学術交流協定により同シンポを共催した両研究所の王、吉原両氏。 ブリーン、テーウェン両理事の共著『A Brief History of SHINTO』が、Wiley-Blackwell社から間もなく刊行される。全文英語。刊行後は本会でも取次販売の予定。詳細は本紙にて追ってお知らせする。 |
Copyright(C) 2007 SKG all rights reserved 当ウェブサイト内の文章および画像の無断使用・転載を禁止します。 |